志ろがねより愛をこめて 2006年12月 

 進めなかったご縁に感謝     平成18年 12月12日(火)

  前略、ワー!もう12月だー!それも中旬。どうなってるんだろう。この早さ?また一つ年を取る事ですネ。余り考えたくは無くなってきました。
今となると、体の感覚が実際の時間の速度について行けていません。来年はどうなってしまうのでしょう。「情けナヤ!」です。
  いよいよ年末に突入ですが、今年は何とか大掃除を皆でやりたいと思っています。毎年、年末の大掃除が出来るような状態になっていませんでした。

  長男は4年前、次男は今年、研修を無事に終え、揃って山地酪農の充実発展へ向って力を合わせ、張り切って仕事をこなしてくれるようになりました。これは本当にありがたい事です。ただいつまでも年中無休と無給で頑張らせては、時間の問題で疲れてしまう事でしょう。やはり遣り甲斐と、充実感を生みながら進むことの必要性を強く感じます。そしてそうなれるかなれないかは、神仏の思し召ししかないと思うのです。折角の彼等のエネルギーを無駄にすることなく、地域にも活かす意味でもどうにか前進が出来るようにしたいものです。
  そして周りの方々の応援や支援、激励にお応えするためにも、是非健全に前進したいものです。
  かつて入植地を求めて開拓地の物色をしていた時、なかなか良い物件が出ませんでした。若い自分のエネルギーを無駄にしたくない一心で、又いつまでも探してはいられない現実への焦りから、毎朝晩ご先祖様に手を合わせ、「応援して下さい。」と祈ったものでした。今は愚息達のエネルギーを無駄にしたくない一心で祈りたい心境です。以前は待つことの大切さと、待つことの苦しさを習ったのでしたが、今回は候補地があっても進めない、と言うことで、以前とはまた違ったレベルの話しです。でもきっと、これを通して何を学べというのか、後になってチャンと分かって来ると思います。取敢えずご縁に感謝です。




大変ご迷惑をお掛け致します。    平成18年 12月19日(火)
今年の配達分もいよいよ残すところあと2回になりました。年末年始の牛乳配達は新年の2日(火曜日)も配達致します。ご用命の変更などございましたら、ご一報いただければ幸いです。どうぞ宜しくお願い致します。

 また、今回は大変ご迷惑をお掛け致しますが、北コースの方々には牛乳の配達日(21日・木)の変更(今回だけです。)をお願いしましたが、原乳の集乳で、少なく集乳してしまいました。牛乳の冷蔵庫が二つあるのを一つしか吸わずに製造してしまい、かなりの量が足りなくなってしまったと言うわけです。ちょっとした不注意がお客様に多大な迷惑を掛けてしまうことが、恭次にも勉強になったと思いますが、本当に申し訳ありませんでした。今後、こう云う事がないように注意して参りますので、お許し頂ければと存じます。

 「盆・正月ぐらいは休めば良いのに!」と言って下さる方もいらっしゃいますが、牛は盆でも正月でも休むことなく乳を搾ります。そしてお望みの方があれば喜んでお届けさせて頂きます。農場の牛乳がお慶び頂ける限り、我々も心より嬉しく思っております。乳搾りも盆も正月もなく毎日搾っています。これは休めば乳房炎(人で言う乳腺炎)になってしまいますので、休むわけには行かないのです。

 ただ生き物の乳牛が休むことなく日々食って、搾ってのくり返しが順調に出来るのが健全な酪農家なので、そういう意味でこの仕事に身を投じる限り、一般的な休み方が出来ないことは覚悟しなければなりませんが、遣り甲斐を考えれば大した問題ではありませんでした。むしろいつまで経っても山地酪農の成果を出せずに、猶原先生に申し訳なく思っている所です。今となれば一人では出来なかった事が、若い者達と出来るかも知れない事を有難いと思います。




 クリスマスプレゼント・考      平成18年 12月26日(火)
 クリスマスになるといつも気になることがあります。学校が休みに入っていない所では、クリスマスの日に学校できっとプレゼントの話で盛り上がっているのだと思います。
  でもどうでしょう、皆さんが絶対的にプレゼントを貰うわけではありませんよネ。宗教的理由や主義や何か他の理由でも、子どもにすれば貰う子と貰わない子がいるのではないでしょうか?ずーと以前にもラジオ番組で、アメリカの地方新聞が子どもの質問に答える形で、「サンタさんは絶対にいるよ!」と答えてあげた事を、美談的に取り上げていましたが、それを聞いた小生は、ダメだと思いました。
  家の中でやっている分には主義や何かでいるもいないも勝手にすれば良いことですが、社会的に見る時、やはりいくらアメリカでも貧しくてプレゼントどころでない人や、色々な理由でありえない人等、事情は違っても色々な事情からプレゼントが貰えない、つまりサンタさんが来てくれない子どもも沢山いると思うのです。

  あの「マッチ売りの少女」はクリスマスの晩に、皆がプレゼントやご馳走や家族の笑顔の中、一人淋しく、寒さとひもじさとに耐えられずに、天に召されて行ったのでした。サンタさんは来ませんでした。悲しくて悲しくて涙が止まりませんでした。満たされた思いに包まれる時、そういう条件にない人々がいる事に、思いをめぐらさなければいけないと思うのです。我が家のクリスマスは冬休みになってから、サンタさんが遅れて来ます。例えみかんの一個でもネ。