志ろがねより愛をこめて 2006年11月 

機械も人も     平成18年 11月14日(火)

 前略、いよいよ冬になって来ましたネ、雪が降って来ました。
 皆様お元気ですか?
そういう季節になったのかと改めて思いましたが、峠越えがありますので、昨日タイヤをスタッドレスに変えました。皆さんも心と体を冬のモードにそろそろしましょうネ。

  いよいよ今年も終盤になって来ましたが、残る作業は肥まきです。公太郎と恭次が機械の手入れをしていましたので始まることでしょう。
  見ていると彼等はどんな機械でも、使う前にシッカリ油をさして、動かしてみてから本格的に使用するところ、機械に無理をかけないように配慮しながらやっている所は大したものです。後始末も同じです。機械もそういう使い方をされれば応えてくれます。クセのある機械でも、調子が悪い機械でも、それなりに順調に仕事ができるのはそうした配慮があってのことです。中古の専門家としましては、そうでなければ出来ませんがね。一台一台にクセや注意点があり、それを知りながらの駆使でなければ、結局無理をさせてダメにしてしまいます。
  人の方は油?を毎晩さし過ぎのきらいがありますが(これは小生だけ)、舌が順調に回転(毒があると言う人も)するのはそのためかも・・?
  何かの度にキチンとけじめを付けて、始めたり終わったりはキチンと手入れをしないとネ。これは案外大切なことだと思います。余りそう言うことを言わない時代になりましたが・・・。ここまで来て何だか機械の手入れの話しだけではないような気がして来ました。

  人間様も人によってレベルの違いがあり、弱点や優れている点にも違いがありますが、それに合わせてのお付き合いでなければなりません。何より今、騒がれていますが、イジメでの苦しみが分かって貰えない事が、本当に追い詰めていく事になるように思います。
  苦楽を分かつ姿勢や生き方は、人の道でしょう。喜びでさえ分かちたいものですネ。増してや苦しみが親や先生や友人に分かって貰えないことは、致命的な苦しみだと思います。
  良く親友を作れと言いますが、身近に苦楽を分かてるような、心許せる友人がいれば強くなれるからだと思います。
  しかし、本当に強い人は人に頼らず「百人の敵を一人で相手する気概がある」とも思います。上には上ですが、一つだけ言える事は苦しい時、上を見て比較すると情けなくなります。下を見て下さい。そうすると「自分はまだまだ幸せだ!」と感謝さえできます。そうしたら負けずに元気が出る事もあると思います。草々。



結婚パーティーに行って来た    平成18年 11月21日(火)
 
前略、結婚パーティーに行って来ました。
全く久しぶりのオメデタでして、それにかこつけて両親に会ってもこられました。
  初々しいカップルが幸せに浸っておりますが、両方のご両親に対して、深い感謝の念が感じられ、壊れた涙腺から止めどなく涙がこぼれてしまいました。
  感謝の気持ちを言葉に変えて、打ち震えながら懸命に伝えている若者の姿が、何とも純粋で感動しました。
  これを見て、若くても年寄りでも、改めて感謝しながら進むのでなければ、美しくないナーと思いました。
  今回のご結婚は何年越しのお付き合いの末だったそうで、決して早い結婚ではありませんでしたが、姉夫婦の喜びの顔と、その心境を思い、また涙が込み上げました。そしてこうして喜びにむせんでいる自分が、とっても幸せだと思うのでした。

もう既に姉も義兄も還暦を過ぎ、でも経営者ですから現役で頑張っていますが、かつては子のない恩人のご夫妻の面倒を最後まで見ました。「家付きカー付きババア抜き」と言われた時代のことでした。
  我が親でもないのにここまで二人でやった事は、本当に尊敬できることでした。恩に対して徹底的に報いる姿勢は、天地も感動するのでしょう。息子も娘たちもそうした親の立ち居振る舞いを見ているからこそ、ああ言う優しい人間になるのかとも思いました。

 人生で「進む」というのは何も結婚生活だけではないのだと思います。
  ご縁に恵まれて前進があるのですから、ご縁に恵まれて進める事そのものが、正にありがたい事になります。
親子のご縁、環境のご縁、物理的ご縁、人とのご縁など等。前進しようとすれば壁が出来、やっと乗り越えて前進できたと思えば、また壁が・・・。でもこうしてやっている内に、気が付けば結構前進していることになったりしてネ。
二人で力を合わせたり、家族で力を合わせたり、地域で力を合わせたり、一人ではどうにもならないけれど、皆さんのお力をお借りして何とか進めるのが人生?たりして。演歌みたいですね。雨に困らない配達を祈っています。
雪でないだけまだ良いってか。             草々。




早く親の元へと願う       平成18年 11月28日(火)
  
前略、11月もいよいよ最終週になりました。
寒暖の差が激しい中、皆様お元気ですか?タイヤの交換や、雪の季節を迎える心の準備は出来ましたか?原油の高騰や物価が上がる要素があっても、弱いものがホッと出来る要素がないのが、冬に向って淋しい限りですネ。
 
  11月も終りですが、今年も刻一刻と終りになって来ていますね。
  全国で講演活動をされている、横田めぐみさんのご両親の滋さん早紀江さんが、最近は体調を崩されてお一人でテレビで拝見する場面がありますが、改めて少しも早く家族として再会できるように祈らずにはいられません。
  そして最近になってやっと認定された、松本京子さん。他にも認定されていなくても沢山の方が悲しみの日々を送っていることを考えると、本当に気の毒でなりません。
  昔は路上で訴えても、誰も耳を貸してくれなかったそうですが、今では講演会があれば沢山の人が集まってくれて、熱い応援を頂けるようになったとか。
  これは時代の応援もあるのだと思いました。人様のことながら大変嬉しくホッとするのは小生ばかりではないと思います。
  恵まれた日本では考えられないような、人権侵害や弱者の弾圧(もっと言えば虐殺など)が、今も自分達が知らないだけで実際には存在する事を思う時、本当に日本に生まれて良かったと思います。
  生きていく上での望みを聞かれて、「一度で良いからお腹一杯の食べ物を食べてみたい。」や、「大人になるまで生きていたい。」と応える子ども。
目の前にそういう子供がいたら私達に出来ることがあるのではないかと思ってしまいます。

  私達は生きるためにどうしても必要なことをしているのかと問われれば、沢山の無駄にお金を費やしているように思います。
国も個人も省いた無駄を、そうした恵まれない人々に向けるとしたら、どうなるのでしょうか。また、日本にだって恵まれない人々が沢山いますが、そうした人たちが救われないで、自分たちだけが幸せを謳歌していて良いのかとも思います。直接的に個人に出来る事は、大したことは出来ないと思いますが、そうした思いの積み重ねが、親から子へ、子から孫へとつながねばならないことだと思います。苦楽を分かつ姿勢が豊かさを生むことを、実践しなければならないと思います。早く親の元へと帰って欲しいです。   草々。