志ろがねより愛をこめて 2006年10月 

秋の恵み、自然の恵み? 平成18年10月10日(火)

 前略、今になれば台風が 3 個も重なって、強大な低気圧になって東北地方を襲って来ました。各地に被害も出ました。

 しかし自然の力を再認識しました。
  前にも書きましたが、スズメバチの大きな巣が雨を吸って重くなり、風が加わり破壊されました。
  これを見て、雨が降らないから巣が巨大になり、ハチ御殿が出来るのだと思いました。
  適度に雨が降り、風が吹くことも必要な事だと本当に思いました。

 そう云えば、ずっと以前に牧山の大きなシラカバの木に、それも今回のヤマナシの木のようにかなり上の方に巣を作ったのでした。
  思い返せばやはり、雨が降らない年でした。
  やがて冬になり暴風が吹き荒れたのですが、雪と暴風で自然に無くなっていました。
  人為を加えなくても自然は、調整をしてくれるのだと確信しました。
  逆に異常発生や異常繁殖は、何かのバランスが崩れている事だと思いました。
  自然は大したものですネ。

 さて、この秋はここの山ではクリもクルミも、そしてキノコ(クリタケ)も久しぶりの大豊作でした。

 山の木はドングリにしても何でも、豊作の年の後は不作が 2~3 年続くものです。
  それは栄養の補給期間と言っても良いでしょう。
  だから何年かに一度、豊作になるのだと思います。

 前に豊作だったのは、やはり数年前です。
  しかし、豊作が分かっていても労力的に取りに行けずに、横目で見つつ余り食べられることはありませんでした。

 昨日までの大型台風並みの雨量をもたらした、低気圧が去り、古いサイレージをダンプに積んで、補食に行きました。
  シバ草地全体がビショビショに濡れており、ダブルタイヤでも注意しないと、と思った途端に前輪がもぐったのを感じました。
  恭次にバックするから前から押すように言いましたが、やってみるとビクともしませんでした。
  恭次が「全然ダメ」と言うので降りてみると、シバ草地全体がまるで、皿に置いたスポンジに水をたっぷり入れた状態でした。

 人の体重でさえ、全体がフワフワとしています。
  近くにあったユンボで何とか抜けました。でも気が付くと周りにキノコが一杯、後は恭次に頼んで懸命に取りました。
  許される時間は余りありませんが、それでもわが家では豊作でした。
  夕飯に豆腐とキノコの味噌汁にして美味しく頂き、これを沢山食べたいネ、と会話がはずみました。
  自然に感謝。草々。




食欲の秋? 平成18年10月17日(火)

 前略、食べ物が本当に美味しい秋ですネ。
  皆さんお元気ですか。

 以前はご飯を何杯(最高 6 杯)食べても、太る心配などした事はありませんでしたが、今は太り始めました。
  中学校を卒業依頼、体重 57 sを常に維持して来ましたが(栄養失調になった時は 52kg まで落ちました。)、ここに来て、 68 ?えっ、信じられませんでした。

 これは食べ物が美味しいのが悪いのだとか、いろいろ人のセイにしようと頑張ってみましたが、どう考えても自分の食欲のセイでした。
  どうしてかと反省してみましたが、動く量が以前とは比較になりません。増してや何を食べても美味しい、あー、食欲と言うものは本当に困ったものです。
  毎食、 1 杯の玄米ご飯にとどめていますが、本当は 2 杯も3杯も食べたいのを我慢しなくてはなりません。
 どうせそれよりは1日2食にしたら・・・。出来そうに無いナ。
 人間とは何と愚かな生き物か、などと責任転嫁を考えても、・・・あー。
 毎日の生活と、食べる量、そして食に限らず、無欲は無理なので、小欲の生活に移らないと、結局は健康を害してしまうのでしょうネ。

 貪欲でむさぼる事はしていない積もりでも、知らず知らずの内にむさぼっているのかも知れません。
 お恥ずかしい限りです。
 腹八分?いや腹5分ぐらいの意気込みでないといけませんね。

 恵まれない国々の人たちから見れば、本当に涙が出るような羨ましい生活をさせて頂いていることに、心よりの感謝をしたいと思います。
 そして食べ物を決して粗末に扱わない、無駄にしない(無駄に食べる事も含めて)生活を心がけて行きたいと思います。
 大人数で生活していますが、子ども達にもそれを教えながら、自分の身を引き締めて行きたいとも思います。

 秋はサンマ、ショッコ(いなだ)が安くて美味しい・・?
 そんな中、牛たちは黙々と草を食い込んでいます。
 牛たちに関しては、健康の為には、腹一杯に食ってくれと願います。

 さて、皆さんの食欲の秋は・・・・?草々。




(残秋と石油の高騰と)       平成18年 10月24日(火)
 
前略、秋が深まりいよいよ本格的になって来ましたネ。
木々の紅葉も今年なりに最高潮になって来ました。そして寒さが増して来ました。どうぞ皆様ご大切にお過ごし下さい。

 さて一雨ごとに秋が深まり寒さが増しますが、牛たちには春先と同様に快適な日々が続いています。
  冬になる事でそれももう直ぐ終わりではありますが、今の食欲に全てをかける乳牛たちは、サイレージや乾草を夢中で食べております。ですから牛乳の味はもう冬の味と言えるかも知れません。ただ、まだ食い残しのシバや野草そして落ち葉など、ついでに食んでいますので完全なる冬の味ではないかも知れません。
  落ちているヤマナシの実(結構大きい)は、木の近くに行くと甘い心地好い香りがプンとします。牛もそれを見逃すはずがありません。美味しそうに食べています。
 人が食べても美味しいヤマナシを、子どもたちも休みには懸命に拾って来ます。そしてこんなに美味しい幸せを分かちたくなるのでしょう、「学校や保育所のお友達に持って行く」と言って袋に入れていました。(みんな美味しいと思ったかナー?)

 ここに来て天気が悪かったり、いろいろ出かけなければならなかったりで、薪切りや肥まきがさっぱりはかどりませんが、なるべく急いでしなければネ。
 特に今年は石油が高騰しており、薪が燃やせる人は薪の再導入が増えている模様です。県が推進しているペレットストーブは薪との兼用型なら良いけど、ペレットのみ買って燃す専用タイプはどうしても小生は納得出来ません。だってオール電化と同じく、モシモの時にさっぱり役に立たないシロモノになりそうだからです。

 冬の「暖」は食事と同じくらい大切ですから、全てをガスや電気に頼ったり、ペレットでなければ、と言う所がなければ良いのですが・・・?まあ変人会の会長が言うのですから、あまり気にしないで下さいネ。でもちょっと考えてみる価値はあるかも知れません。         草々。




(沼小の学習発表会)    平成18年 10月31日(火)
 
前略、久しぶりに綺麗な紅葉になって来ました。
真っ赤に燃えるモミジを本当に久しぶりに見ました。
何か得した気になるものですネ。
 
  本日はそんな好天の中、沼袋小学校の学習発表会がありました。今年は6年の雄志は最後になりました。家では雄志は6番目の子どもですが、どんどん次々と成長してしまい、今では雄志と5才の壮太しかチビはいません。チビと言うと怒りますが、雄志は中学生になったらチビではなくなりますネ。
 26〜27名しか生徒がいませんが、みんな素直で元気でハキハキとやっていました。複式学級ですので、出しものは直ぐに終わります。そこで最近は親も保護者の劇をやるようになりました。
 昨年は「あかずきんちゃん」で、一昨年は「金の斧と銀の斧」でした。今年は「白雪姫」でした。生徒の演技に負けじとやっている訳ではありませんが、たった2回の練習で素晴らしいものだと我ながら思ってしまいます。どういう訳か毎年参加させられて、いやさせて頂いております。(今年はナレーターでした。)

  最も大変なのは演出と本書きでしょうが、それを一人でやっている方がおられ、お陰で出来ているのですから、本当に大したものです。
お母さんたちも最初は「恥ずかしい!」とか言っていましたが、終いには楽しみながら本気になっておりました。お化粧が黒のテープでまゆげやシワを引けば、恥じらいを忘れさせてくれるのも、本気になれる秘訣かも・・?
 我々の劇がちょっと村内で有名になり、沢山のご来賓の方々が、その時間までには来訪されます、なんちゃって?みなで大笑いした後は、教職員の全員での劇「一休さん」でまたまた大笑いさせて頂きました。これを拝見して我が沼小の先生方は仲が良くて、チームワークが良いと思いました。
 最後は久しぶりで、「走れメロス」を見ました。肉体の限界の時に、友人を裏切りかけたメロス、友人もメロスを疑いかけ、お互いに殴りあう場面は、涙が出ました。
 笑ったり泣いたりした学習発表会に、本当に感謝しています。子どもの成長を実感致しました。
  世の中の学校ではイジメを苦にしての自殺が、相次いでいますが簡単に死なないで、親子、先生、友達とそして地域の人たちと苦楽を分かち合いながら、充実感を持って成長して欲しいものです。    草々。