志ろがねより愛をこめて 2006年6月 

牧山掃除刈り・考 平成18年6月13日(火)

 前略、皆様お元気ですか?
 天候不順で未だにインフルエンザが流行っていたり、気温が到底6月とは思えないような、10度を切るような気温になったりして、心配性なもので嫌な予感を感じてしまいます。
 皆様くれぐれもお元気で!

 さて、本当は一番刈りがしたいのですが、悪天続きに牧山の掃除刈りをしています。
 これは年中行事でいつでもOKなので、困った時は掃除刈りなのです。
と言う事で、刈払機の手入れをして牧山に出かけました。エンジンをかけて刈り始めました。
 一振り一振りワラビやバラ類が刈られて行きます。
 刈った後にはシバが顔を出します。
 背が低いのに極端に好日性のシバにとって、日陰になる事は生きられない事になります。
 顔を出したシバは何だか喜んでいるように見えます。
 「ヨーシ頑張れ!成長してくれ!」と思います。
 こうした事の積み重ねの延長線上に今の牧山があるのだと思います。

 チビ達には手鎌を持たせて、掃除刈りの真似をさせますが、雄志(6年)も壮太(年長)も誉めれば喜んでやってくれます。
 こう言う事にチビから老人まで仕事に事欠く事はありません。
 逆に皆で牧山の造成に向かえることの喜びを、心より味わいたいものです。本当に幸せなひと時です。

 シバを一通り植えてありますので、後は掃除刈りの徹底で良い放牧地に変身すること間違いないと思います。

 人はこうして目的に向かいますが、同時に我が子に対する教育もしているのだと思います。
 こういう場面でどう言っているか、見ているか、感じているか、それをチビどもは、観察しているのですネ。
 困ったものですが、子供たちに手本を示せる事も、喜びに他なりません。自分には、山と草と牛と人と、知らぬ間に非常に深く、関わっていることになります。
 初めての人生で全てを模索しながら進めて行くしかないのです。
 どうせやるなら、思い切って堂々とやりたいものです。
 そして牧山への移行をビデオやカメラで記録して後世へ贈りたいとも思います。
 山地酪農の基本の草、シバに語り掛けながらシッカリ守ってくれとも、祈らずにはいられませんでした。草々。




5haを一日で処理? 平成18年6月20日(火)
 
前略、悪天が続き、季節外れのインフルエンザが流行して、学級閉鎖まで出ている由、皆様お元気ですか?
 元気が一番ですネ、どうかお大事に!

 さて、久しぶりの好天気の予報に、17日に5haの草地を思い切って全部刈ってしまいました。
 その瞬間から、毎日天気予報を見て、子ども達と「アー大丈夫そうだナー!」っと、四苦八苦や安心をしているのです。
 草は刈ってしまえば、どうにもなりません。
 ただただ好天を、好天がダメなら、せめて曇りでも良いから雨にならない事を大自然に望んでいるのです。(草を雨に当てる事は、それ程ダメなのです。)

 しかし、お陰様で昨日の18日は好天に恵まれ、結構暑さも暑い「牛乳まつり」になりました。
午後になって、草が気になった公太郎、今から反転して来るよ!と言っては、搾乳は恭次に頼んでいました。


 しめしめ、結構乾き始めているようで、19日も晴れてくれれば言う事なしです。
 天気予報も19・20日と好天になりそうな予報でした。
 20日(火)は配達日ですから、作業は無しです。
 しかし水曜からは雨模様の予報に、結局19日中に全部処理しなければならなくなったのです。
 しかしすごいですネ。
 トラクターが2台あるとは言え、公太郎と恭次の二人で朝から晩まで掛かりはしましたが、一日で処理してしまいました。
 自分でも充実していたのでしょう、20時頃に生きいきと帰宅して来て、借りた機械のお陰で何とか雨に当てずに処理が出来た事を、喜んで報告してくれました。
 機械と言えば機械ですがレベルが違います。
 大型の機械は能力が格段に違う事を思い知らされました。しかし本当にありがたい事でした。

 雨の合間を縫っての作業で、雨にも当てずに処理できた事は、感謝しかありません。
 天地も力を貸してくれているのかナー?、虫の良い事を考えていました。

 5ha(町歩)も何も、50a(5反歩)でさえ、手作業では一日では出来ませんでしたが、その10倍を越える面積です。信じられない程です。
 どこを見ても今は本当にありがたい事です。草々。




孫の仁美が1才 平成18年6月27日(火)

 前略、皆さんお元気ですか?
 梅雨に入って好天が続きますネ。
 晴れれば暑い、曇れば寒く(ヤマセの影響?)、体調にくれぐれもご注意ください。
 昨26日は大雨に当てた草を半乾草で収穫しました。
 一度雨に当てると色が悪くなりますが、目には見えませんが栄養収量も半減するのです。
 でもお天気は天の采配、こちらでイライラしてもどうにもなりません。
 念には念を入れて天気予報を確認しての刈取り作業に、外れる時は本当にガッカリです。
 気象庁に賠償請求したくなりますが、そう言う問題でもありませんよネ。

 事が成るか成らぬか、思いが本当ならきっと成ります。
 諦めるか諦めないかの違いでしょう。
 「諦められるわけがないべサ!」自分の夢をどうして簡単に諦められましょう。
 ここから先は天地とのやり取りです。

 先21日、初孫の仁美が1才の誕生日を迎えました。1年前に授かった命はただ無心に母親のオッパイを求めては眠っておりました。
 1年経つて見ると、まだ歩いてはいませんが、伝え歩きをしていますし、オッパイは卒業してご飯をかなり食べるようになりました。
 父母と家族はちゃんと見分けているし、サークルに入れられるのが本当に嫌いです。
 でも最近はサークルに入れられると、少しは抵抗するものの諦める様になりました。
 無駄な抵抗をしなくなったと云う事でしょうか?
 学習しているのかな?
 父母の愛を一身に受けて本当に幸せな事です。
 彼女は玄米ご飯が大好きです。カスピ海ヨーグルトも大好き。お腹が空くと騒ぎ出しますが、昆布をしゃぶらせたり、手作り無糖パンを与えますが、好き嫌いが無いので助かりますし、大食いなので大したものです。
 食事の後にバナナを1本食べてしまいます。
 これを見て、サッチャンの歌は違うと思いました。
 ご飯に恵まれて果物もあるし、不満が無いほどの生活をしていますが、今からはどうやって、食べ物の大切さや命の大切さを教えて行こうかと思っております。
 孫の成長も楽しみですが、自分たちが5年後10年後にどうやって目標を 実現するのか、そして孫がどの位置にいるのかと思う次第です。
 ひょっとして家族だけでなく、農場留学生がいるかも知れません。草々。