山地(やまち)酪農とは?
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● 山地酪農牛乳に関するご質問
牛乳は何日くらいもちますか?
 牛乳パックの表示は1週間です。牛乳は生ものですので冷蔵保存の状態によって変わってきます。保存状態が悪ければ1週間持たないですし、保存状態がよければ1週間以上持ちます。

牛乳はどのようにして注文したらいいですか?
 直接、志ろがねの牧または、くがねの牧へお電話していただければ、ご対応いたします。また、FAX ・メールでも受け付けていますのでご利用下さい。  (お問い合わせ)

支払はどうしたらいいですか?
 発送のお客様は、郵便振込用紙をお送りいたします。 または、郵便局の山地酪農牛乳の口座へ直接ご入金いただいても結構です。
  配達のお客様は、配達時現金支払いと郵便振込のどちらかとなります。
     (購入方法)


● その他いろいろ…(中学生、高校生からの質問)
動物を扱う仕事の大変さは何ですか?
 仕事の大変さを考えると元気は出ないと思う。この仕事が世の中にどう役に立つのかを認識する事の方が大切。目先の収入や、休日保証などで、職業を選択するのではなく、生き甲斐を探して欲しい。休日無しは大変ですが、意味を考えるとやりがいがあります。

仕事に対する熱意や誇りに思っている事は何ですか?
 私(吉塚)の場合、日本畜産が加工型であったこと、「農」の基本は"創造生産”。でも、日本畜産では体系付けられていなかった事、そして立派に体系付けられた山地酪農があるにも拘らず、全くと言っていいほど普及発展していなかったこと、それを学問的に体系つけた猶原博士のご苦労と博士が受けた苦しみを知れば知るほど、「誰かがやらねば」の思いがありました。
 自分がやるしかないと思ったとき(20歳)から、儲かる経営とか、上手な経営、有利な経営などではなく、日本の大地と自然のエネルギーや環境を生かした純粋な山地酪農をすることだけを目標に、今日までやってきました。30年経って博士が唱えた山地酪農が、実に自然順応型で、どこにも支障がない酪農体系かを実践し確信しています。これは誇りです。
  パック牛乳が生まれ、沢山のお客さんに信頼と応援を直接頂き、自分自身がどん底の経済苦から救われ、人様に喜ばれる事がこんなにありがたい事かを知り、心より感謝しています。

家族全員で仕事をする意味は何ですか?
 農家は企業とは違います。経済効率的に如何に効率よく仕事をするかを問われているわけではありません。農家はむしろ経済効率は悪くても将来の農民を育てる上で、大地や自然に向き合う姿勢、そして夢や希望が育つ方が大切だと思います。温かい農家で育ち、家族で苦楽を分かつ事が出来る事は重要な事だと思います。。酪農を家族で楽しみながらやるのが私の理想です。大地・草・乳牛そして人と向き合って、山地酪農を通して真の豊かさを家族や社会に実現したいものです。

田野畑で一生この仕事をしようと思った理由は何ですか?
 私の出身は千葉県で、気候は温暖で地形は丘陵地帯、できれば関東地方が良い、でも昭和49年当時の千葉県はゴルフ場開発真っ盛りでした。列島改造論が出た直後で、全国の地価が高騰した時でもありました。農業用地として、酪農用地としてはとても手が出るレベルではありませんでした。だんだんに候補地が北になり、、4期先輩の熊谷隆幸氏がいた田野畑村になったというわけです。でも北の北海道が良いわけではありません。それは梅雨が無いからです。雨の恵みを無視できません。梅雨が無い北海道が内地と比べて、潜在生産力に欠けるのはその点です。田野畑村はヤマセの常襲地帯です。雨の恵みと太陽の恵みが、うまくかみ合わないと結局は生産減を招きます。でもここはそういう所なのですから、それなりに人力で補っていけばよいのです。田野畑村は色々な意味で素晴らしい所です。山地酪農を田野畑村でやる、相手にとって不足はありません。

吉塚さんにとって牛とはどんな存在ですか?
 「牛」と言っても色々ですが、山地酪農で対象にしているのは乳牛です。牛は家畜の中でも生産性に優れている家畜です。乳牛は中でも桁外れに優れているのです。私にとって家畜の牛だけがどういうものかというよりは、酪農形態の山地酪農がどういうものかが、大きく作用しました。猶原博士の教えそのものであり、私の人生そのものです。これ以上はなくこれ以下もないと思っています。

なぜ、山地酪農という厳しい道を選んだのですか?
 山地酪農の生みの親、猶原恭爾博士の生き様を拝見したことが、迷いなくこの道に進むきっかけとなりました。

「やめたい」と思ったことはないですか?

 実際には苦しみの連続で、幾度となく「やめたいと」思いました。でも自分がやめれば、先生のご研究が無になってしまう、とおこがましくも思っていました。先生の思いを考える時、先生の苦しみに比べたら、自分のは大したことがなく思えるのでした。でも家族は苦しめたナ!

辛い時に心の支えとなるものは何ですか?

 いつも山地酪農をやることは、日本の自立酪農へ貢献しているのだと、思っていました。そして、それは先生の苦しみを喜びに変える事だと思っていました。苦しいほどにやる気を喚起して来たように思います。

続けていて良かったと思えるのはどんなときですか?

 開拓を始めて15年程した時、毎日通って、見ている牧山(放牧地)が、ちゃんと生産する場になって来ている事に、突然気が着き、素晴らしい牧山に成長している事に、体がワナワナと振るえ、鳥肌が立ちました。規模は小さいけれど先生に見て頂けるような(既に他界されていた)、立派な放牧地になっている事に感動した時でした。

効率を求めないのは、なぜですか?

 経済効率と、自然に力を借りた方法の生産効率とは、視点が180度違うと思います。経済効率は求めませんが、大地や牛が健康を保ちながら、永続的な農としての生産効率は追求しているつもりです。

山地酪農を子どもに継いでもらいたいと思いますか?

 「農」は自然を相手に、世の中に食をもたらす、つまり生命を育む素晴らしい仕事です。手方を継ぐだけでなく、精神や信念を継がなければなりません。民族や人類に永遠に食の供給をしつつ、自らの繁栄も考えられる、妻子が夢や希望を語れる、大地に根差した「農」として、早く実現したいものです。だから遠慮しながら、継いで欲しい等とは言わず、是非継がせたい仕事です。