3.管理・その他

@素飼料は100l自給が前提である。夏場は放牧地の草を中心に、補食にも草を使用、冬場はサイレージと乾草だが、デントコーンは作らない。(農薬使用が前提となる事、種子が輸入で毎年多額になるため。)
A濃厚飼料は成牛1頭、日量5kg迄とし、安全に配慮を欠くものは使わない。
B田野畑では冬場の海産副産物のワカメクズ等の給与はミネラル補給に良。
C平均泌乳量を1頭/5000kg(日本のそれは8500〜9000kg)迄とする。

  @草は草食獣にとって必要不可欠の主食であり、最も大切な最も重要な食べ物です。日本ではその草に粗飼料として、「粗」そまつの粗の字を当ててきました。草に対する意気込みの無さを感じます。大切な主食の草ですから、山地酪農家は素飼料と書き、安いからといって輸入物や購入物に頼らず100%自給で頑張りたいものです。世界の酪農界は、少しでも沢山牛乳を搾るために、穀物や動物質の飼料まで給与するのが当たり前になってしまいました。でも味や品質を重んじる地方(例えば、フランスのカマンベールチーズの産地)では、独自の信念から、むしろ平均的生産量を頭打ちして、味や品質を守ろうとしているのを知り、田野畑山地酪農牛乳でも取り入れ、平均泌乳量は規定Cの様に1頭・年間・5000kg迄とハッキリ明記致しました。


D薬品及びビタミン、ホルモン剤その他の混合飼料を絶対投与しない。

  ADの飼料についても量を規定し、特に配合飼料のように、見ただけでは何が混ぜられていても判らないものや、薬品混合飼料などは安全の観点から使用してはならないし、ましてや生理的に合うはずがない動物性の飼料などは話にならない、持っての他と思っております。ミネラルの補給には冬場や春先に出る、Bのようにワカメクズ等を活用したいものです。