シバを食む

放牧地は夏場、シバが生い茂り、緑がステキな牧山となります。そこで白黒のホルスタインが『ムシャムシャ、バリバリ』とシバを美味しそうに食うのです。この山と牛がおいしそうにシバを食べる姿を見るとき、私たちは「山地(やまち)酪農」を続けてこられた事に幸せを感じます。そして山が年々素晴らしくなるのを見ながら感動してしまいます。20年30年という長い時間をかけて、木を切り、牧柵を回し、牛を放し、シバを植え…そして今このような山になった事、牛がおいしそうにシバを食べている・・・感動します。